乳・小児のあざ治療

異所性蒙古斑とは

異所性蒙古斑(いしょせいもうこはん)は、生まれつき存在する青あざの一種です。赤ちゃんのお尻や腰に見られる薄い青色の「蒙古斑」は、ほとんどの場合、成長とともに自然に薄くなり消失します。
しかし、この蒙古斑がお尻や腰以外の部位(顔、腕、脚、肩、胸部など)に現れることがあり、これを異所性蒙古斑と呼びます。

異所性蒙古斑の特徴

異所性蒙古斑 蒙古斑
発生部位 お尻や背中以外 お尻や背中の下部
自然治癒 消えにくく、成人まで残る可能性がある ほとんどが5~6歳までに自然に消える

異所性蒙古斑の治療方法

保険適用Qスイッチルビーレーザー

Qスイッチルビーレーザーとは

Qスイッチルビーレーザーとは

Qスイッチルビーレーザーとは、シミ、そばかす、あざ、刺青(タトゥー)治療に用いられるレーザー治療機器です。メラニン色素に反応し、メラニン色素をしっかりと破壊してくれます。
最大の特長は、メラニン色素への高い選択性と、非常に短い時間で高エネルギーを照射する「Qスイッチ」という機能で、当院では厚生労働省薬事承認機器の「The Ruby nano_Q」を導入しています。

よくある質問

Q1,子どものあざ治療(異所性蒙古斑)におけるQスイッチルビーレーザーは痛いですか?

施術時の痛みはゴムでパチンと弾かれたような痛みを感じます。施術後は少しヒリヒリとした痛みを感じる場合があります。

Q2,子どものあざ治療(異所性蒙古斑)は保険適用ですか?

子どものあざ治療(異所性蒙古斑)は保険適用です。

Q3,子どものあざ治療(異所性蒙古斑)は何回治療が必要ですか?

あざの濃さ、深さなどによって個人差があります。1回の治療で薄くなる方もいますが、あざの色をしっかり落としたい場合は複数回の照射が必要になることが多いです。保険診療では3か月以上の間隔をあけて照射していきます。