イボとは

イボは、ヒトパピローマウイルス(HPV)が皮膚に感染してできる良性の腫瘍です。 痛みがないものから、押すと痛いものまで、さまざまな種類があります。 放置すると大きくなったり、数が増えたりすることがあります。

イボの種類と原因

医療現場では、皮膚科医が「イボ」と呼ぶ場合、多くはウイルス性のイボを指します。ウイルス性のイボは、ヒトパピローマウイルス(HPV)が皮膚や粘膜(口や性器を含む)に感染することで発生します。皮膚に小さな傷などがあると、その部分からウイルスが侵入しやすくなります。ウイルスが皮膚に感染した後、増殖を繰り返すことでイボが形成されると考えられています。

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)

尋常性疣贅 は、手足によくでき、表面がザラザラしていて硬く盛り上がります。これは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の中でも最も一般的な2型、4型などが原因となります。

扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)

扁平疣贅は、顔や首などにできる、平らで小さなイボです。褐色やピンク色をしています。これは、3型、10型などのヒトパピローマウイルス(HPV)が原因となります

足底疣贅(そくていゆうぜい)

足底疣贅は、足の裏にでき、体重がかかるため表面が硬く、歩くと痛むことがあります。これは1型ヒトパピローマウイルス(HPV)が原因で、尋常性疣贅が足の裏にできたものです。

糸状疣贅(しじょうゆうぜい)

糸状疣贅は、首や顔などにできる、細長いイボです。これも3型、10型などのヒトパピローマウイルス(HPV)が原因となります。

伝染性軟属腫(でんせいせいなんぞくしゅ)

伝染性軟属腫は、水イボとも呼ばれ、子供によくみられます。光沢のある小さな白いイボで、かゆみを伴うことがあります。これは、伝染性軟属腫ウイルスが原因で、ウイルス性のイボとは異なります。

老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)

老人性疣贅は、加齢とともにできるイボで、表面がザラザラしていて、褐色や黒色をしています。これは、加齢による皮膚の老化が原因で、ウイルス性ではありません。

当院のイボ取り治療方法

漢方

お子様は漢方薬「ヨクイニン」の内服を併用することでより治療効果が出やすくなります。ヨクイニンは、ハトムギの種子から抽出されるエキスで、古くからイボの治療薬として用いられ、イボの原因となるウイルスへの抵抗力を高めます。

貼り薬

貼り薬(スピール膏)は、サリチル酸という成分を含んだ貼り薬で、イボの表面を柔らかくし、徐々に剥がれやすくする効果があります。

冷凍凝固

液体窒素療法とも呼ばれる冷凍凝固は、-196℃の液体窒素を患部に当てることで、イボなどの病変組織を凍結させ、破壊する治療法です。

炭酸ガスレーザー

炭酸ガスレーザー

こんな方におすすめ

  • 顔の目立つほくろ・イボを取りたい
  • 首のイボ(アクロコルドン)を取りたい
  • 盛り上がったシミがある

特徴

炭酸ガスレーザーは目立つほくろやイボ、盛り上がったシミに対して有効な治療で、炭酸ガスレーザーをほくろやイボに当てると、ほくろやイボに含まれていた水分が蒸散作用により瞬時に除去できるのが特徴です。

お子様の同伴について

施術中は小さいお子様は入室できません。施術される方とは別の方がご同伴いただくようお願いします。

イボ取り治療の流れ

1. WEB受付

当日ホームページから診察の順番を取ってご来院ください。
※当日施術可能です。


2. 診察

診察にて、お肌の状態を診ます。


3. 施術

痛みに弱い方は麻酔テープをご用意しております。


4. アフターフォロー

施術をして終わりではありません。中山皮フ科クリニックでは施術後のアフターフォローもしっかりと行います。施術後の患部の経過観察をしっかりと行い、異常がないかチェックいたします。不安なこと、心配なことがございましたら、お気軽にお尋ねください。丁寧に対応いたします。

イボ取り治療のよくある質問

Q:イボの治療は痛いですか?

A:イボの治療法には、液体窒素を用いた冷凍凝固療法以外にも選択肢があります。冷凍凝固療法は、液体窒素でイボを凍らせて除去する方法ですが、治療時に痛みを伴うことがあります。当院では炭酸ガスレーザーを用いた治療も行っております。レーザー治療は、ピンポイントでイボを蒸散させるため、周囲の皮膚へのダメージを抑えるのがが特徴です。どちらの治療法が適しているかは、イボの種類や大きさ、部位、患者様の状態によって異なりますが、どの部位も基本は冷凍治療、顔首体の小さなものは炭酸ガスレーザーを使用することもあります。

Q:なぜイボはできるのですか?

A:イボは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスが皮膚や粘膜に感染することでできます。HPVはありふれたウイルスで、多くの型が存在します。そのうち、特定の型がイボの原因となります。皮膚に小さな傷やひび割れがあると、そこからHPVが侵入しやすくなります。ウイルスが皮膚の細胞に感染し増殖することで、イボとして盛り上がってきます。

Q:イボ取りは保険適応ですか?

A:基本的に保険適応です。

Q:液体窒素によるイボ取り治療を続けていますが、良くなりません。どうしたらいいですか?

A:イボの種類や状態、患者様の体質などによって、液体窒素療法の効果には個人差があります。何度か治療を受けても改善が見られない場合は、他の治療法を検討する必要があるかもしれません。
冷凍凝固の強度を上げること、サリチル酸製剤を併用することで効果を上げます。子供は漢方薬の内服を併用することでより効果が出やすくなります。今まで液体窒素の治療をやってみたが良くならなかった、という患者様には特に中山皮フ科クリニックでの治療を試していただきたいと考えています。

Q:イボの注意点はありますか?

A:イボは、ウイルス性のものが多く、他人にうつったり、自身で他の部位に広げてしまう可能性があります。
日常生活で注意すべき点は以下の通りです。

  • イボを触らないようにしましょう。特に、他の場所に触れる前や、顔などを触る前には、必ず手を洗いましょう。
  • タオルや靴下、スリッパなどは共有しないようにしましょう。
  • 患部を清潔に保ち、乾燥を防ぎましょう。免疫力を低下させないよう、バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動を心がけましょう。